Oculus Quest / Unity もろもろ

Oculus Quest のゲームレビューと、Unityを使った開発について書く

Oculus Quest / Unity のデバッグ方法

Unity で Oculus Quest 開発をしている中でpringfデバッグの方法がわからなかったので調べた。
方法は2つあって、おすすめは OVRDebugConsole を使う方法。

Debug.Logを使う

qiita.com この記事がとても参考になった。Oculus Questで詰まったとき、とりあえずOculus Goで検索するソリューションは鉄板。
ただし、この方法だとVR画面を見ながらログが見えない。PC画面とVR画面を同時に見ることは出来ないので。

うまくmonitorが動かない場合

oculus.hatenablog.com

OVRDebugConsoleを使う

そこで、ゲーム画面内にログを表示する。
公式ドキュメントも存在しておらず、/Assets/Oculus内を漁っていて見つけた。
使い方はとても簡単。

OVRDebugConsoleとOVRDebugConsoleOutputの配置

適当な場所にOVRDebugConsoleOVRDebugConsoleOutputを配置する。
どこでも良いけど、わかりやすいようにOVRCameraRigとかの下にするのが良さそう。

f:id:malt03:20190531111910p:plain

textMsgの設定

OVRDebugConsoletextMsgを設定する。ドラッグアンドドロップで楽ちん。
出力するための実装はこれでおしまい。素晴らしすぎる。 f:id:malt03:20190531112118p:plain

ログ出力

コードのどこからでも、OVRDebugConsole.Logを呼び出せばゲーム画面内にログが出力される。やった!
↓の動画はラケットのvelocityを0.1秒ごとに出力している様子。